最近では、大手企業から個人商店まで幅広い層で独自のホームページを運営しており、身近な形で商品を販売する実店舗型のビジネスよりはインターネットを活用したビジネス展開のほうが、スケールの大きな商売展開ができると言われています。
インターネットという広大無限な敷地と多種多様な情報を活用し、さらには多くの顧客獲得対策を駆使したマーケティングを行った、独自のホームページを企業や個人が作成、運営しています。
特に大手企業には当然のように独自のホームページがあり、持っていない企業は情報の発信はおろか、信用性にもかけると言われるほどです。
しかしただホームページを運営していても意味はありません。
自社のビジネス内容は、販売したい商品の情報を多くの人に伝え、見てもらわなければ意味がありません。
ホームページは多くの人にみてもらってこそ意味を持つのです。
その為には、SEO対策は必要不可欠な手法といえます。
SEO対策といってもその種類は様々ですが、現在多くの人が取り入れている手法にロングテール理論を活用したSEO対策が主流となっています。
ロングテールのコンセプトは「売れない商品にこそ価値を見出す」で、それを基本政策としたマーケティング戦略になるのです。
普通は、取扱商品の売上を全体で見た場合、売上が上位に上がっている商品を徹底的に販売していくのが、一般的な方法です。
売上げの上位20%にあたる主力商品が、全体の売上の8割を占めるのが一般的であると考えられたビジネスモデルがあります。
つまり100個の商品を取り扱っている店舗があるとして、ひと月に100万円を売り上げがあるとします。
その割合を見ると、売れ筋ランキング上位1位から20位迄の商品が80万円、その残りの21位から100までの商品が残りの20万円の割合だというのです。
ひと月の売上の8割を占める商品は、品切れがないように必ず取り揃えておく必要があり、自然と売上の良い商品をメインに販売体制が確立されます。
しかし21位から100位迄の80種類もの商品に価値がないというわけでもないのです。
いわゆる売れ残り商品を確実に取り揃えることで、数少ない商品の需要を確実に売り上げにつなげるというのがロングテールの考えになります。