インターネットでビジネスをしている人やネットショップを展開している人の多くが色々な手法を駆使しSEO対策を行なっていますが、要は検索エンジンの上位に表示してもらう事で、アクセス数をあげるということです。
アクセス数が上がるということは、集客率がアップしますので自然と売上もアップすることが見込めます。
しかしこれまで取られていたSEO対策は、キーワードに頼ったサイト作りとなっていたために、本当に必要なユーザーではなく、不特定多数のいわゆるライトユーザーの訪問が多いという結果があります。
アクセス数は多いものの、サイトの中身も充実していないことから転換率も非常に悪く、ユーザーを定着させる事ができないというような状況となっていたようです。
集客率と転換率に注目したのがロングテールSEOで、現在は多くの方が活用しているSEO対策は、この方法が主流となっているようです。
大手企業もこれまで活用していた、キーワードにたよったSEOではなく、ロングテールSEOを取り入れていると言います。
これまでのSEO対策が、ユーザーがサイトを選ぶという考えから、ロングテールSEOの「サイトがユーザーを選ぶSEO」という考え方に変化しているのが、大きな特徴といっても良いでしょう。
これまでとられていたSEO対策では、膨大な情報の中からユーザーがキーワードにヒットしたサイトを選んでいたのですが、ロングテールSEOの場合は、あえてメインキーワードを除外することで、キーワードに依存したサイトではなく、内容の濃い自由なサイトを作ることができます。
その結果ユーザーが求めている情報を提供できる質のよいサイトが出来上がりますので、ニッチキーワードに深い興味を持っているコアなユーザーを誘導し、定着させる事ができるというわけなのです。
この方法を活用することで集客とリピート率をアップさせる事が可能となりますので、特にネットショップ、アファリエイトなどを行なっている人には、非常に有用なSEO対策となるのでは無いでしょうか。
しかし実際の店舗を構えている人が、お客様を目の前にして、店が客を選ぶなんていうと正直クレームが殺到して営業どころでは無いでしょう。
お客様あっての商売ですから、当然許されることではないと思いますが、ネットショップの場合に限りそうではないのです。
なぜならネットショップの場合、ロングテールSEOを使って客を選んでいるサイトを作っているとしても、それがユーザーに知られる事は一切ありません。
しかもユーザーも選ばれているなんて正直気づかないと思いますし、クレームなどをつけるような不愉快な気持ちになることもありません。
そんなところもロングテールSEOの良い点といえるのではないでしょうか。